
Bonjour!!
おはようございまーす!!
2日目担当のTakeshiです!
フランスで朝を迎えましたよ!
ホテルのカーテンを開けるとそこにはセーヌ川!
間違いなくここはフランスでした(笑)!
まだテンションが高いので時差ボケも何のその!
今日はドゥアルヌネに行かねばならんのです!
8:52のTGV(高速鉄道)に乗らなアカンのです!
急いで朝飯を済まさねばならんのです!
朝飯はホテルのビュッフェ!バゲットが美味しい!!

よし間に合った!
これです!これがフランスのTGVですわ!
フランスが誇る最高時速320㎞を誇る高速鉄道です!
どうです!このふてぶてしいヨーロピアン顔は!
ちょっとビビッていた僕は、日本の新幹線たち「はやぶさ、こまち、イーストアイ」の優しい顔を胸に思い浮かべ、心を落ち着かせ乗り込んだのでした!
乗り心地はとにかく無骨!速くて無骨!
俳優で例えるとジェイソン・ステイサムです!
いやあ景色がもう!もう本当に「世界の車窓から」ですよ!皆あのテーマ曲が頭に流れていたことは仕方ありますまい。

ドゥアルヌネの中継地点、カンペールに到着しました!
何とカンペール駅に、康匡さんの絵を購入してくれたアレクサンドラさん(左)、その旦那さんのジャン・ピエールさん(右)が迎えに来て下さいました!!ご覧ください!この素敵なお二人の佇まい!かっこエエ!!かっこエエでしょ!!真ん中は勿論、主役のMonsieur Yasumasa Sugawara !!

何とアレクサンドラさんのお母様も来て下さったんです!
で、アレクサンドラさん、ジャン・ピエールさん、お母様がそれぞれ1台ずつ車で来てくれて、我々を街の中心まで連れてってくれるっていうじゃないですか!もう神様ですよ!バチが当たるんじゃないかしら?
カンペールはね、フランスのブルターニュ地方の都市で、陶器の「カンペール焼」が有名なんです。
もうカンペールの街並みったら、ジブリアニメ「魔女の宅急便」の世界ですよ!ホウキがあったら跨りますよ!時代ですからね、Amazonの仕事だって受けますよ!

カンペールのランドマーク!
サン・コランタン大聖堂です!
でかい!荘厳!堂々!
そびえ立つ2本の尖塔の高さは何と80メートル!
ウルトラセブンの2倍!
ジェイソン・ステイサムならその
約45倍の高さであると言ったらこの大聖堂のデカさが伝わるんじゃないでしょうか?
12世紀に着工し、15世紀に完成をみたという、工期も規格外なこの大聖堂はフランボワイヤン・ゴシック建築で中もまあ荘厳の極みですよ!重厚かつ鮮やかなステンドグラス!荘厳かつ艶やかな宗教画や彫像の数々!そしてヒンヤリ冷たい堂内の空気!そして正門から何故か左にカーブを描いて辿り着く祭壇!
いやあ圧倒されました!

次にアレクサンドラさんは僕たちをカンペール焼きのお店と、その工房見学に連れてってくれました!カンペールに来てカンペール焼きをチェックしないなんて、金沢に行って九谷焼を、高円山に行って大文字焼を、浅草に行って人形焼をチェックしないようなもんですからね。
カラフルかつ可愛いモチーフが手書き絵付けされた陶器は、どれも味があって素敵でした!左の菅原さんのバックに写っているのは何とカンペール焼きで作られたカンペール地方の地図です!浅草寺を象った人形焼と同じスピリットを感じますな!
工房見学はノットシューティングピクチャー!そらそうですよ!でも工房のチャーミングな女性は、極東から来た僕らに懇切丁寧にカンペール焼きの秘伝を解説、実演してくれました。惜しむらくは我々の挨拶程度のフランス語力では、説明をほぼ理解できなかったことです!!見学のあとはショッピングタイム!皆各々が「グッ」と来たものを買いましたよ!うちの子は鳥の置物を買いました(笑)。


カンペールを満喫した後は、また車で送っていただいて、いよいよ!そしてついに!この旅のメイン!ドゥアルヌネに到着しました!!
ドゥアルヌネは港街!そして沢山のアーティストが移り住む街!そしてクイニーアマンの発祥の地!
見て下さい!またこの素晴らしい街の佇まい!もう映画のセットのようですよ!写真は2泊もお世話になったアレクサンドラさんのお宅の2Fから撮影したマルシェの様子です!家の窓から見える景色がこれですよ!
またね、街の人たちが皆さん親切かつ気さく!かつエレガントなんですよ!いやあ、本当にね夢を見てるんじゃないか?って思いましたよ。

この素敵な建物が菅原さんの絵が飾られ、販売された
galerie plein jour です!
なんというオシャレな佇まいでしょう!
フロア毎に解説しますと
1F:外壁が青で彩られた1Fがギャラリーですな!
北野武監督なら間違いなく映画の背景に使うであろう鮮烈なブルーです!
2F、3F:アレクサンドラさん、ジャン・ピエールさん御夫妻とご家族の居住空間になっています!ご夫妻自らリノベーションしたってんだから素敵ですよ!
4Fというか屋根裏部屋:アレクサンドラさんのアトリエになっております!なんてことでしょう!気絶しそうにクールでカッコイイ空間でした!また天窓から見えるドゥアルヌネの街並みといったら!絶句!

菅原さんと彼が描いた作品たち!
ギャラリー内部です!

お茶をごちそうになりながらの、プレゼント交換会!
左にいらっしゃるのが、アレクサンドラさんのお母様!(以下おばあちゃん)
おばあちゃんは刺し子が得意でらっしゃるんですよ!
おうちは、掛け布団やら、テーブルクロスやら、おばあちゃんの刺し子によって命を吹き込まれた素敵な布たちでいっぱいでした!

何と!おばあちゃんが僕たち一人一人に、それぞれ違った柄布をポケットとして縫い付けたオリジナル・ドゥアルヌネ・トートバッグをプレゼントして下さいました!
全部超素敵!!これは絶対日本で使い倒しますよ、おばあちゃん!
そしてポケットの中にはイワシの缶詰「オイル・サーディン」が!!
2歳のTuskが貰ったお魚バッグはスーパーキュート!中にはアレクサンドラさんが選んでくれた絵本も!!感激っす!!

何と夕食にアレクサンドラさんのお友達、ステファニーさんのお宅、ってか“お屋敷”にご招待して頂きました!
ステファニーさんは何と康匡さんの作品を2枚購入して下さったんですよ!感激ですよ!それで凄いんですよこのお屋敷!「何部屋あるんだ?」ってレベルで、ステファニーさんは「広すぎるから」って理由で敷地内に別宅を作ってそこで住んでるんですよ。お屋敷の全ての部屋にはベッドが備えられていて、旅人が泊れるように、民泊ホテルにしちゃってるんですな!「勝手に見ていいよ!」ってステファニーさん言うもんですから、屋敷中探検しちゃいました!
もうね!アトラクションでしたよ!

夕食前にお屋敷の庭、ってかこれは“森”ですよ!
その森の散策に、ステファニーさんが「カモン!」なんつって誘って下さいました!
所々に生えた花の香りを一々確かめるステファニーさん、絵になるんですよ!落ちている巨大な松ぼっくりに大喜びな我々、子供か!
ステファニーさんの居住しているお家がまたガラス張りのモダンな作りで、様々なアート作品が飾られているファンタスティックなお家なんですよ!
中には著名なレオナール・フジタの作品が!康匡さんの作品がそこに並ぶと想像すると鳥肌が立ちますな!!

夕食はブルターニュ地方の伝統料理“そばガレット”をいただきました!
ステファニーさんのお友達が、希望のトッピングを乗せてくれて目の前で焼いてくれるんですよ!凄く美味しくて、そら赤ワインも進みますよ!
最後はドゥアルヌネ名物“クイニーアマン”!これも手作り!自分は残念ながらガレットとフルーツを食べ過ぎてお腹に入らなかったんですが、目茶目茶美味しかったとのことです!!
こんなにもてなして頂いて、全部夢なんじゃないかしら?と疑うことしばしば!フランスはこの時期日の入りが23時位なんですよ!だから21時を過ぎても真昼の明るさ!そんな時間に撮影したのが下の記念写真で
す!
黄色と黒の服を着ている方がステファニーさんです!!

さっそく盛りだくさんな2日目! 楽しすぎました! おやすみなさい!!
目が覚めたら日本だったりして!